小学生の頃、国語か道徳の授業で読んだ読み物 - ゆきんこ

2023/11/28 (Tue) 14:47:59

現在32歳で、小学校4〜6年頃だったと思うので、今から20年程前と思われます。

本というよりは、教科書の中の読み物のような気もしますが、
太平洋戦争に関するお話でした。
内容は、（うろ覚えですが）

幼い女の子が、終戦により家族と共に満州から引き揚げることとなった。
ひもじく辛い思いをしながら、北緯38度線を集団で歩いていく。
途中、敵兵？に見つかりそうになり、音を立てずに歩くようにお達しが出た。
ところが、赤ちゃんを連れた家族がいて、赤ちゃんが泣き出してしまった。
集団のリーダーは、その家族のお父さんに「黙らせろ」と迫る。
お父さんは苦渋の決断をして、茂みにその子を連れて行き、手拭いで口を覆って息ができないようにした。しばらくすると泣き声は止んで、（赤ちゃんは死んでしまって）集団はまた歩き出す。

というようなエピソードが入っていました（結末はよく覚えていません）

本ではないかもしれないので、なかなか検索してもピンとくるものが出てきません。
ご存知でしたら、どうぞよろしくお願いいたします。