2000年代に図書館で読んだ小説 - ミシン

2025/11/28 (Fri) 00:23:42

表題の件、おそらくゼロ年代に読んだ小説です。
あらすじは、主人公が「認知症になったら殺してもらう」という保険業を始める内容です。
認知症になって友人知人、家族に迷惑をかけるくらいならいっそ殺してもらった方がよくありませんか？　当保険に加入していただければ、認知症になってしまった場合、責任を持ってあなたを殺して差し上げます、という内容でした。
結末はうろ覚えですが、その認知症保険が軌道に乗り、さらに大儲けする未来を想像して思わず笑みがこぼれ、電車の中でニヤニヤとしている主人公を見た若者が「変なオッサンだな、ボケてるのかな」と蔑むところで終わっていたと思います。

タイトルも著者名も忘れましたが、文庫本ではなくハードカバーで、中編〜長辺くらいの分量だったと思います。