この本、探しています!(本の探偵団)
45年くらい前に読んだ児童書 - あかり
2025/10/21 (Tue) 12:35:00
こんにちは。
45年くらい前、子供の時に読んだ本なのですが断片的にしか思い出せない本があります。
・タイトル、作者不明
・小学校中学年~高学年向けの本
・お婆さんが自分語りをする話(舞台は日本)
・お婆さんには旦那さんと7人くらい子供が居た
・その家族が病気や事故、戦争などで一人ずつ亡くなった時のことを語っていく話
・家族一人に付き一章で語られる
・唯一覚えているのが、6歳くらいの息子を亡くした時の章。
息子は野山で友達数人と遊んでいて、紫色の木の実を見つける。その実が食用か否かという話になる。息子はおそらく食用だろうと意見するが、万が一の事もあるので食べるのは止める。ところが友達が「なんだ、食べないのか。意気地なし!」と煽って来たので、「俺は意気地なしではないぞ!」と売り言葉に買い言葉、うっかり食べてしまう。
残念ながらその実には毒素があり、息子は死んでしまう。
・お婆さんが「沢山家族が居た中でも、あんなつまらない事で命を落とすなんて……」と語っていた覚えがある
・プロローグ「私には昔、沢山家族が居てね……」みたいに語り始まり、家族分の8章があり、エピローグ「今は独りぼっち。早く死んでみんなの所へ行きたい」みたいに語って終わる。それで一冊完結の本だったと記憶
ものすごく暗い内容の本でした。
ご存知の方、いらっしゃいましたら教えてください。
宜しくお願い致します。
Re: 45年くらい前に読んだ児童書 - ヒイロ
2025/10/21 (Tue) 20:21:48
鈴木喜代春『十三湖のばば』はどうでしょう?
Re: Re: 45年くらい前に読んだ児童書 - あかり
2025/10/21 (Tue) 22:19:48
タイトルと著者で検索したところ、その作品に間違い有りません! スッキリしました! ありがとうございました!!