この本、探しています!(本の探偵団)
樹液のお酒で宴会 - 風間
2019/10/14 (Mon) 01:13:58
児童書を探しております
2000~2016年辺りに図書館にあった児童書で、
生物学か何かの先生が禁足地で許可の出なかった島にフィールドワークしに行く所からお話が始まります
その島の生物や植物はみな奇妙な性質を持ち、学者は
現地の人間と友好な関係を築きながらそれらを調べ上げ権力者に自然保護の忠言と共に報告書を出します
ですが実は権力者の目的はその島の資源で、学者の報告を聞いて攻め入ってきてしまいます
しかしその島自体がそこで眠る大きな力を持つ生物の夢で、原住民の子守唄だか儀式だかで安眠させてないと際限なく夢の生物が増えてしまって、権力者の軍は大苦戦します
その混乱のうちに学者と現地民の子が軍を退け、島には平和が戻る、といったあらすじになります
酒を飲んだり騒いだりして油断してはいけないという触れが出ているのにも関わらず、見張りの兵が樹液が酒になってる木の蜜を飲んで、「これは樹液だからいいんだ」って言って案の定主人公達にやられるようなシーンがあります
ファンタジーな世界観だったと思うのですが石油だかガスわ目的に侵略しようとしてた気がするのでちょっと違ったのかもしれません
確かソフトカバーだったと思います
かわいい感じのイラストで、羊皮紙などを差したリュックを背負って眼鏡をかけた学者ともう1人誰かが書かれた表紙絵だったと思います
幻覚を見せるきのこの森みたいなのが島全体に広がってしまうシーンや、塔の中で絹糸のような糸を吐く蜘蛛を飼っていて、その糸から服を作るようなシーンもあったと思います
ここまで覚えておきながらタイトルだけが全く浮かびません
助けてください